auで携帯を解約する場合の解約料金や解約手続き方法、手続きを行うべき解約月について説明していきます。
最もコストを抑えられる解約のタイミングやどれくらいの解約金がかかるのか、電話やネットそれぞれにおける解約の流れと解約の際に準備が必要になるものについて紹介していきます。
MNPによる他キャリアや格安SIMへの乗り換えを考えている人は必見です。
他キャリアへ乗り換える際のお得なサービスについても紹介していきます。
目次
auを解約する際の2つのパターン
携帯を解約する際には、使っている回線を完全に解約してしまうパターンとMNPサービスを利用して電話番号はそのままに他のキャリアに乗り換える2つのパターンがあります。
今使用している番号を継続して利用したいかどうかが解約のパターンの決め手になってきます。
完全に解約してしまうパターン
今使用している電話番号を引き続き利用することなく、新しい契約内容、電話番号で携帯を作り直すというのであれば完全に解約をする手続きが必要になってきます。
携帯の各種手続きについてはオンライン上で手続きを行えるようになっていますが、完全に解約をする場合はショップに足を運んで手続きを行わなければなりません。
その際には印鑑、身分証明書、使用している携帯が必要です。
使用している携帯に関してはSIMカードがあればOKですが、基本的には本体ごと持参するようにしましょう。
暗証番号も必要になるので、確認またはメモをとっておきましょう。
MNPを利用して他キャリアに乗り換えるパターン
電話番号を引き継いで他キャリアから乗り換えるというパターンの場合には、新しく乗り換えるキャリアのショップに直接足を運んでOKです。
例えばauからソフトバンクやドコモに乗り換えるというのであれば、身分証明書と印鑑、使用している携帯を持って各キャリアのショップに行けば手続きが行えます。
MNPを利用する際は乗り換えのためのMNP予約番号が必要になりますが、予約番号の取得については予めauショップで取得しておいても、取得しないまま新しく利用するキャリアのショップに行っても大丈夫です。
予約番号を取得していない場合、新しいショップにて電話をかけてMNP予約番号を取得することになりますが、その際auショップが混雑していると電話が繋がるまでや対応に時間がかかることもあります。
少しでもスムーズに手続きを済ませたいのであれば、先に自分でauショップに立ち寄るかコールセンターに電話をして予約番号を取得してから新しいキャリアのショップに契約に向かうと良いでしょう。
手続きの予約を取っておくとスムーズ
キャリアのショップは時期や時間帯によって混雑し、待ち時間で1時間かかってしまうということも珍しくありません。
スムーズに解約の手続きをするためには事前に手続きの予約をとっておいた方が間違いありませんから、スケジュールが決まっているのであればショップに連絡をしておきましょう。
また予約を取っておいても前のお客さんの手続きがズレこんでくれば当然待たされることになるので、夕方などでは無く午前中など早い時間帯に予定を組んでおくことをおすすめします。
解約の際に気を付けること
解約は手続きさえすればいつでも行えますが、どのタイミングで行うかでかかってくる費用に違いが出てきます。
タイミングによっては数万円もの差が出てきますから、より賢い時期に手続きを行えるようにしましょう。
解約は更新月に行う
携帯の解約については、契約更新月に行わないと違約金が発生します。
契約から24ヶ月後が契約更新月になっているので、解約を行う際にはタイミングを見て手続きを行うようにしましょう。
契約更新月以外のタイミングで解約を行うと契約解除料として1万円ほどの違約金が発生するので、タイミングを見誤ると大変なコストがかかってきます。
やむをえない事情で急遽かいやくをすることになってしまったというのであれば別ですが、自分でタイミングを選べるのであれば契約更新月に手続きを行った方が賢いです。
端末の分割支払が残っていないか
スマホを購入する際は割引が利くことなどから端末代金を分割払いに設定するパターンが多いですが、解約をする際に端末の分割払い分が残っているとまとめて支払いを行わなければなります。
端末が高価であればあるほど、分割分が残っていればいるほど負担は当然大きくなりますし、分割払いが終わらないうちに解約をするというのも損ですから、この点についてはよく覚えておきましょう。
まだ新しい、まだ使えるのに解約をするというのはいわば贅沢なことですし、基本的に分割は24ヶ月で組んでいるケースが多いですから極めて短期間で機種変更をすることにもなります。
格安SIMを利用して引き続き同じ端末を利用するというのであれば別ですが、まるきり新しい端末に変えてしまうというのは勿体ないので、無駄の無いようよく検討してください。
合算利用で受けている他のサービスへの影響
auでは携帯だけでは無くじぶん銀行やau電気、モバイルWi-Fiなど様々なサービスを行っています。
複数のサービスをau内でまとめて利用、合算支払いしている場合、携帯を解約することでそれまで適用されていた割引が無くなってしまうこともあるので確認が必要です。
携帯を解約することで他のサービスの利用料金がどう変わってくるか、外されてしまう割引は無いかを確認しておかないと思わぬ損をしてしまうこともあるので気をつけましょう。
単純に月1,100円(税込)の割引が消えるとしても年額にすれば13,200円(税込)の割引が消えることになるので要注意です。
WALETTEポイントの確認
auでは1ポイント1円(税込)で利用できるWALETTEポイントサービスを行っており、貯めたポイントについては専用のカードに貯めておけることから携帯解約後も利用が可能です。
しかし携帯を解約してしまうとどうしてもその存在は忘れがちですし、せっかく貯めたものを無駄にしてしまうことも多いので、できる限り貯めたポイントについては解約時に利用してしまうように心がけましょう。
貯めたポイントについては解約時に発生する事務手数料や違約金などの支払いに使うこともできます。
余ったポイントについてはドラッグストアなどで利用することもできますから、忘れないうちに使ってしまうと無駄にすることも無いでしょう。
段取り良くきちんと準備をしてから解約に行く
携帯の解約にあたっては意外と時間がかかるものなので出来る限り段取りよくスムーズに済ませたいものです。
解約に必要なものは身分証明書、印鑑、契約している携帯くらいのものですが、印鑑などはうっかり忘れてしまいがちなので気をつけましょう。
忘れ物のために出直すとなると解約のために丸一日潰れてしまったというようなことも起こりうるので注意しなければなりません。
また、携帯の中に入っている画像や連絡先など、引き継ぎたいデータについてもどうするかを考えておく必要があります。
データの引き継ぎは自分でもしっかり考えておく
スムーズに移行できることもありますが、ショップ側では引き出せない、全てのデータ移行を自分で何とかしなければならないということもあります。
必要なものを新しい携帯にどう引き継いでいくかをあらかじめ考えておかないと、もう一度出直すといったことになりかねませんから気をつけましょう。
ショップに行ってから考えるというのでは解約に時間がかかってしまいますから、段取りよくきちんと検討、準備しておくことが大切です。
基本料金の支払いは日割り計算になる
携帯を解約する場合なかなか月の切り替えでタイミング良く解約するのは難しく、多くの場合は月半ばでの解約となるものです。
その際に気になるのが基本料金ですが、月の途中で解約をした場合には基本料金は日割り計算してもらえるので心配いりません。
丸一ヶ月分月の基本料金を取られたのでは損ですが、基本料金は日数で割って貰えますから解約が月初めになっても月末になってもタイミングに悩むことは無いのです。
使い放題などの定額料金は全額支払いであることも
基本料金については日割り計算を行ってもらえるのが基本ですが、インターネットの使い放題プランによっては日割り計算では無く全額支払いとなることも多いのでこの点については気をつけましょう。
日割り計算をしてもらえるかどうかは契約しているプランによっても違ってくるため確認が必要です。
利用しているプラン、解約のタイミングによっては大して使っていないのに全額支払わなければならないといったことも出てくるので、そんなの無いように気をつけましょう。
引き落としで支払いができるので現金は基本不要
解約についてかかる費用については口座引き落としでの支払いが可能です。
日頃から携帯の料金支払いを口座引き落としに設定しているのであれば、日割り計算された基本料金と共に各種手数料もまとめて引き落としてもらえます。
解約の際に計算される各種料金についてはその場で現金で受け取ったり支払ったりすることはなくほとんどの場合口座でやりとりがなされますから、手持ちの現金を用意していかなければならないという心配は無いのです。
しかしもちろん普段から料金の支払いを振込用紙で行っているというのであれば店頭でのやりとりが必要になるので、当てはまる人の場合にはきちんとその場で支払いが行える現金を用意していく必要があります。
現金払いになる場合は支払いの金額が大きくなることも予想されるので、予め自分で概算を計算しておくかコールセンターに相談しどれくらいの金額になるかを確認しておくと良いでしょう。
端末代金などが残っているとかなり大きな金額に膨れ上がるので、いざ支払いとなった場合に足りないといったことが無いように気を付けてください。
ドコモに乗り換える場合のお得なキャンペーン
ドコモに乗り換える際には下取りキャンペーンやスマホ乗り換えサポートなどのサービスを利用することができます。
他キャリアからの乗り換えに対して様々なサポートを行っているため、新規契約でもMNP乗り換えでもお得に利用できるのが嬉しいポイントです。
逆にキャンペーンを利用しないと損をしてしまうほどお得になるケースもあるので、乗り換えの際は必ずチェックしておきましょう。
スマホ乗り換えサポートで賢くポイントをゲット
ドコモでは他キャリアからの乗り換えに関してスマホ乗り換えサポートというキャンペーンを設けています。
ドコモに乗り換える際にドコモ光もしくはdカードGOLDに加入した場合、前のキャリアの解約書を提示することで11,286円(税込)分のポイントを貰うことができます。
貰える金額はドコモで更新月以外に解約を行った場合にかかる解約違約金の金額に相当するため、このポイントを貰っておけば以後万が一更新月以外のタイミングで解約を行う場合でもかかる料金を相殺することが可能です。
更新月に解約するのであればポイントはそのまま貰うことができるのでポイントをより有意義に利用していくことができるでしょう。
このサービスを利用するためには前のキャリアの解約書が必須であるため、auで解約を行う場合に必ず書類を貰っておく必要があります。
オンラインショップ限定特典をチェック
各キャリアにおいてオンラインショップにおける携帯の購入も当たり前になってきていますが、ドコモではオンラインショップの特典として携帯をお得な価格で購入できるだけでは無く、限定特典として大幅なポイント還元を行うサービスも行っています。
選べる端末は限られますが、最大で5,000円分以上のポイントを貰うことができるためかなりお得でしょう。
選択肢にはiPhoneなどの人気の端末も含まれるため、欲しい端末がある場合は店頭で契約を行うよりも満足な内容で契約を結ぶことができます。
下取りプログラムで割引が受けられる
ドコモでは手持ちのiPhone、iPad、ドコモのスマートフォンやタブレットなどの下取りキャンペーンを行っています。
他キャリアでiPhoneを使用していた場合、端末をそのまま下取りしてもらい新しい端末の購入代金に充ててもらうことができるので便利です。
新しい端末に乗り換えを考えている場合非常にお得で、最大で64,000円(税込)もの割引を受けることができます。
iPhoneやiPadであればキャリアに関係無く下取りをしてもらえますから、使っていないものがあるのであれば持ち込んで査定をしてもらうと良いでしょう。
ディスプレイが割れていても査定してもらうことはできるため、ダメ元でも持ち込んでみる価値は充分にあります。
端末代購入サポートで安く買える
ドコモでは対象の端末について割引価格で購入できます。
iPhone SE以降の端末も対象になっているため必ず目を通しておきましょう。
Android端末なども対象になっているので選択肢も充実しており、新しく携帯を購入する際にはかなりお得になります。
オプションへの加入が条件になってくるものの、差し引いてもお得であることは間違いありません。
下取りプログラムと併用すれば高価な機種もかなりリーズナブルに手に入れることができるので助かります。
契約から12ヶ月の継続利用が条件になるので、この点はよく心得ておきましょう。
ソフトバンクに乗り換える場合のお得なキャンペーン
ソフトバンクに乗り換える場合でも、どこも同様に様々なキャンペーンを利用してお得に契約を結ぶことができます。
ドコモに比べてキャンペーンの数自体は少ないものの、その分解りやすく納得してキャンペーンを利用できるのがメリットです。
下取りプログラムで端末代をお得に
ソフトバンクではiPhoneをはじめとした端末の下取りに力をいれており、下取りする機種に応じて新しく購入する端末代金を割り引いてもらうことができます。
最大で54,000円(税込)の割引を受けることができ、iPhone Xなどは特に高額で下取りしてもらえます。
破損品でも値はつきますから、査定だけでもお願いしてみると良いでしょう。
特にiPhoneの場合は基本的に値がつかないというようなことは無いので、新しく契約を結ぶ際には持ち込むことをおすすめします。
1年お得割で1,100円(税込)割引
ソフトバンクでは特定のデータ定額プランに加入をした場合1年間毎月1,100円(税込)の割引を受けることができます。
新しく契約を結ぶ際に1度しか利用することができないキャンペーンなので、乗り換える際はぜひ活用していきましょう。
ソフトバンクは家族割なども充実しているため、家族でキャリアを統一することで一層お得な割引を受けることもできます。
格安SIMに乗り換えるメリット
携帯電話は大手キャリアだけではなく格安SIMを選択するという手もあります。
月々の支払いを大幅に抑えることができるため、安さ重視という人は格安SIMへの乗り換えをおすすめします。
格安SIMには具体的にはどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。
とにかく低価格が最大の魅力
格安SIMの最大の魅力はやはり料金の安さです。
大手キャリアの基本料金が7,000円台と言われる中で、格安SIMであれば平均3,000円台までコストを抑えることができます。
大手キャリアと比べて半額近くまで月々の料金を抑えられるのは非常に大きいでしょう。
格安SIMに切り替えて2年間使用し続ければ10万円近く節約できることになりますから、今の利用料金を負担に感じるのであれば一度見積もりだけでも出してみると良いでしょう。
実際に切り替えてみても何や不便なく利用できているという人も多いですから、大手キャリアで無いから不安と詳細を知らずに避けてしまうのは大変損です。
ヤフーや楽天などのサービスで提供している格安SIMもあるので、信頼できる会社でないと利用を渋ってしまうというのであればこれらの会社をチェックしてみることをおすすめします。
2年縛りが無いからストレスフリー
携帯を利用する場合、大手キャリアでは契約から2年しないと解約時に違約金が発生してしまいます。
2年ごとの更新月を逃してしまうと違約金が発生してしまい思うようにキャリアの乗り換えをおこなうことができず、かなり不便です。
更新月を逃してしまったからと仕方なしに同じキャリアを使い続ける人は実際に非常に多いですが、格安SIMにおいては2年縛りが無いので解約に関するストレスが無いのが非常に大きなメリットと言えます。
格安SIMにも最低利用期間はありますが、6ヶ月や12ヶ月など期間は短めなので2年縛りに比べればストレスが少ないと言えるでしょう。
プランによっては最低利用期間を設けていないものもあるため、格安SIMを使ってみたいけれど不便だった場合が心配という人でも気軽に試すことができます。
大手キャリアに比べて契約と解約のハードルが非常に低くなるため、気になっているのであれば一度試してみて損は無いでしょう。
大手キャリアの通信設備を借りているので回線は安定している
格安SIMを利用する場合に気になるのは、やはり通信回線が安定しているか、充分な速度で利用できるのかという問題です。
格安SIMの通信回線については格安SIM独自の回線を設けているわけでは無く大手キャリアの通信設備を借りてサービス提供を行っているので、極端に不安定、遅いというようなことはありません。
通信速度の速さを売りにしている格安SIMも多いですから、安いが故に遅くて使い物にならないといった心配は無いでしょう。
しかし通信設備はあくまでも借りているものであるため、利用ユーザーが増えたり通信が混雑すると当然速度が遅くなったり不安定になったりといった問題が出てきます。
メールやSNSに関して不便に感じることはあまり問題はありませんが、動画の視聴については不便が起きることもあるのでこの点については心得ておく必要があります。
電話のかけ放題についてはプラン内容をよく確認
大手キャリアではネットはもちろん通話においても定額料金でかけ放題といったプランがありますが、格安SIMの場合にはかけ放題といっても1回5分や10分までと時間に条件がついているものがほとんどです。
長電話に関しては格安SIMのプランは大手キャリアほど充実していないため、30分や1時間といった長電話を定期的にする人の場合、通話料金がかかってくるので注意してください。
今はネット通話も普及しているので電話回線での通話に強くこだわる必要はありませんが、仕事などで何気なく長い時間電話をすることがあるといった場合にはうっかり通話料が高くついてくることもあるので気を付けなければなりません。
解約は手続きのタイミングと乗り換えるキャリアをしっかりチェックしておくことが大切
携帯電話を解約する場合にまず大切になってくるのは、更新月のタイミングで解約が行えるかという点です。
携帯は更新月以外に解約すると1万円以上の違約金が発生するので気を付けなければなりません。
解約に必要となるもの、事務手数料がどれくらいかかるか、使えるポイントはどれくらい残っているかなどを予めきちんと確認しておくと解約の手続きもスムーズに行えるのでしっかり準備しておきましょう。
また新たに乗り換えるキャリアについてもどのようなサービス、キャンペーンを利用して割引を受けられるかをリサーチしておくと良いでしょう。
大手キャリア、格安SIMそれぞれのサービスをチェックし自分に最も合っているのはどこかを良く見定め、少しでも損なくお得に新しい契約を結べるよう努めていってください。
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