格安SIMで音声通話したい、その際今使っている電話番号を引き継ぎたければ、MNP予約番号を発行してもらいましょう。
ところでこのMNP制度を利用した場合、スマホの使えない期間があるかどうかは気になるでしょう。
ここでは乗り換えの際に使えない期間があるのか、ある場合どのくらいかについて詳しく解説していきます。
目次
大手キャリアの番号が使えなくなる時期
よく勘違いされるのが、MNPの予約番号発行の手続きをした段階で今使っている大手キャリアが利用できなくなる点です。
しかし予約番号を発行しただけでは、解約扱いにはなりません。
予約番号が発行されれば、MVNOで新規契約申し込みをします。
するとMNPによる電話番号引き継ぎの手続きがなされ、その後格安SIMの契約は完了します。
この段階で初めて大手キャリアの契約が解除され、その携帯は利用できなくなります。
回線の切り替えが完了するまでは、今までのキャリアの携帯は引き続き使用できます。
2種類あるMNPの方法
MNPの方法には大きく分けて2通りがあります。
キャリアの直営店に直接足を運んで新規契約する方法とオンライン手続きで開通手続きをする方法です。
それぞれMNPの手続きの流れが異なります。
以下でそれぞれの方法について詳しく見ていきます。
ショップで新規契約する
大手キャリアは日本各地に直営店を展開しています。
格安SIMも一部業者が店舗を構えています。
こちらに直接赴き手続きをします。
この場合、MNP予約番号を担当者に伝えます。
すると店の方でこれまでのキャリアから回線の引継ぎ手続きを行います。
ケースバイケースですが、大体10~15分程度、かかっても30分くらいで引き継ぎは完了します。
つまり10~15分、最長30分間程度、スマホの使えない時間が発生するわけです。
お店で手続きをする場合、MNP予約番号は発行されてから15日間が有効期間です。
この間にMNPによる乗り継ぎ手続きを済ませておきましょう。
オンライン手続きで開通する
直営店に行かなくても、オンラインにて乗り換えの手続きを済ませることも可能です。
大手キャリアのほかに、ほとんどのMVNOでオンラインによる手続きで進めます。
それぞれの公式ホームページにアクセスして、希望するコースを選択し、MNPの新規契約手続きを進めます。
手続きが完了すると、自宅に新しい端末やSIMカードが届きます。
その上で自分で開通手続きを行います。
手続きが完了すると、回線の切り替えに30分くらいかかります。
この30分間がスマホの使えない時間です。
30分くらい経過したところで、スマホの電源を入れましょう。
即日MNP完了するMVNOを紹介
格安SIMが登場した当初は、申し込みからSIMカードが届くまでに1週間程度かかっていました。
しかし今ではサービスがかなり改善して、最短即日MNPの手続きが完了するMVNOもたくさんあります。
ここでは即日MNPのできるおすすめ格安SIM業者を紹介します。
楽天モバイル
楽天グループのスマホサービスということもあって、楽天スーパーポイントが活用できるなどのメリットがあります。
端末とのセットも用意されていて、その種類も多種多様です。
MNPの手続きは2通りあって、電話とWebがあります。
このうち電話による開通を選択しないと、使えない期間ができてしまうので注意しましょう。
電話による受付は9時から20時39分までの間ですから、この時間帯に連絡することです。
LINEモバイル
コマーシャルでも積極的に宣伝されているLINEモバイルは、LINEをはじめとした特定のSNSのデータフリー機能がついています。
そのほかにもLINE MUSICはデータ通信量が無料でLINEのサービスをしばしば利用している人にはおすすめです。
MNP開通は早くて数分、かかっても1時間程度で完了します。
しかも自分で利用開始手続きをしなくても、2日後には自動的に手続きが始められます。
数日使えない期間があってもいいと思っているなら、放っておくことも可能です。
手続きそのものもシンプルで、決して難しくないです。
mineo
mineoはドコモとau、ソフトバンクと主要3キャリアの回線の利用できるMVNOです。
パケットギフトといって、データ通信量が余った場合、家族や友達とシェアできるプランが用意されています。
フリータンクやチップなどの機能を利用すれば、知り合い以外のmineoユーザーとパケットをシェアできるユニークなサービスも用意しています。
MNP開通方法は、mineoマイページを介して行います。
20時以降になると開通が翌日になるので、それまでに手続きを済ませておきましょう。
UQモバイル
格安SIMの中には大手キャリアの回線を間借りしているので、通信速度が不安定という評判が聞かれます。
その中でもUQモバイルは、通信速度が安定して品質も高いということで広く支持を集めています。
UQモバイルの場合も、公式ホームページからMNP開通手続きができます。
ただし受付時間は9時半から20時半までなので、時間内に手続きしましょう。
たとえ自分で手続きしなくても、7日後には自動的にMNP開通できます。
OCN モバイル ONE
NTTコミュニケーションズの提供するMVNOのOCN モバイル ONEは、同じグループのドコモ回線を利用します。
格安SIMの中でも信頼性の高いブランドと言えます。
日割りコースも用意されているので、毎日こまめにデータ通信する人向けの格安SIMといえます。
「らくらくナンバーポータビリティ」という名称の通りで、簡単に空白期間なしの即日開通が可能です。
申し込み完了すれば、速やかに開通されます。
ただし21時から翌日8時59分までに申し込むと、朝9時から順次開通する形になります。
月末は申し込みが混雑する場合もあり、処理に手間取る可能性もあるので注意しましょう。
DTI SIM
DTI SIMはユーザーにとってお得なプランがいろいろと用意されていて、にわかに注目されているMVNOです。
今まで紹介してきたMVNOは実店舗でも手続き対応しています。
一方DTI SIMは、Webのみの手続きになります。開通時間は9~19時です。
申請日よりも2日以内であれば、開通の日時を指定予約できるのも特色の一つです。
自分でタイミングを決められるので、スマホの電源を入れたときに電話がつながらないという事態を回避できます。
Y!mobile
MNPを検討しているのであれば、Y!mobileもおすすめの格安SIMです。
というのもスマホベーシックプランを洗濯すれば、誰でも10分間ならかけ放題です。
短い通話を何度も行う人なら、携帯料金がお得になるでしょう。
また日本全国に実店舗を展開しています。
自分でMNPの開通手続きをするのに不安を感じているようであれば、店舗に行きスタッフに聞きながら手続きを進めるといいでしょう。
即日開通できるMVNOも多い
格安SIMに移行した場合、しばらくスマホが使えなくなるのではないかと不安に感じている人もいるでしょう。
しかし上で紹介したように、即日開通に対応したMVNOもたくさんあります。
数分から1時間もすればスマホは使えるようになり、それほど不便でもありません。
実店舗を展開している格安SIMも増えているので、自分でやるのに不安を感じているようであれば、お店で店員と一緒に手続きすればいいでしょう。
楽天モバイルなら、iPhone 13を安くお得に購入できます。
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」で購入すると、月々たったの2,058円。
最新のiPhoneが約半額で買えちゃいます!
さらに初めてのプラン申し込み&他社から乗り換え(MNP)なら最大30,000ポイント還元されます。
iPhone 13を安く買うなら今がチャンスです!