mineo(マイネオ)を始めとする格安SIMは、月額料金の安さが大きな魅力ですが、その反面、通信環境が不安定になる場合も多く、せっかく契約したものの解約を検討することになるケースも少なくありません。
ここではmineoの解約について、解約方法と注意点、合わせてオススメできる乗り換え先の紹介をします。
目次
mineoを解約する方法とその手順
格安SIMの通信環境がキャリアと比較して安定していないことは、多くの方はご存知かと思います。
しかし、そのことを承知した上で契約をしたものの。
実際の使い勝手が思っていた以上に悪く、どうしても解約が必要になる場合があるでしょう。
まず、解約の方法と手順を解説します。
ここではWebでの手続きを中心に説明します。
解約手順1.mineoの公式サイトから「サポート」をクリック
mineoの公式サイトからマイページを開いてください。
ページ右上部に「サポート」とあるので、そこをクリックし、「よくある質問」を開いてください。
解約手順2.解約方法の選択
「よくある質問」の質問項目から「mineoの解約方法について教えて下さい」をクリック、「解約・MNP転出をご検討のお客様へ(ユーザーサポート)」を開きます。
解約手順3.解約理由を選択
mineoを解約する理由が複数表示されますので、自分に合っている理由を選択、下スクロールで「解約の方はこちらから」に進んでください。
解約手順4.ログインして解約
ログイン画面でeoIDとパスワードを入力、SIMカードの契約情報にあるSIMカードの電話番号に間違いがないか、確認してください。
注意書きを読んだ上で「同意する」にチェックを入れて「確認画面へ」に進んでください。
アンケートへの回答を求められるので回答をしてから「解約」をクリックすれば、解約手続きが完了します。
「mineoサービス解約のお申し込みを受付けました」と表示されます。
mineoを解約する場合注意したいポイント
mineoを解約するにあたって、先に知っておきたい注意点・ポイントがいくつかあります。
知らないまま迂闊に解約してしまうと、思わぬ出費が生じる場合もありますので、先に解約に関するポイントをチェックしておきましょう。
ポイント1.解約金はないが、MNP転出手数料が必要
原則的にmineoでは、データ通信SIMプラン・音声通信付きSIMプランともに解約金は発生しませんが、音声通信付きSIMプランに限り、3,300円(税込)の「MNP転出手数料」がかかります。
利用開始月から12ヶ月間に転出する場合は、通常の転出手数料に加えて「MBP転出時契約解除料」10,450円(税込)が発生し、転出に必要となる料金が12,650円(税込)となります。
利用開始から1年以内のMNP転出は費用が高くつくので注意してください。
ポイント2.最低利用期間設定はなく、違約金は発生しないが注意が必要
多くの格安SIMでは最低利用期間を6~12ヶ月に設定していますが、mineoでは最低利用期間の設定がないので、原則違約金は発生しません。
ただし上述の通り、MNPの転出には手数料が発生し、加えて利用開始から12ヶ月以内の転出には契約解除料がプラスされるため、乗り換えた先でも同じ電話番号を使いたい場合は気をつけましょう。
ポイント3.ネットでの解約でも、利用時間が設定されている
mineoにはMVNOでありながら実店舗がありますが、店舗数が少ないため通常はネットで解約手続きを行うことになります。
ただし、ネットだからといって24時間いつでも解約を受付けているわけではありません。
解約手続きが可能な時間帯は9時から21時の間、それ以外の時間では「現在、解約は受付できない時間帯です。(GM123)」とエラーメッセージが出るため、解約できません。
ただし年中無休なので曜日を気にする必要はありません。
ポイント4.SIMカードの処理方法は契約プランによって違う
SIMカードを契約している場合、解約後の処理方法は契約しているプランによって違ってきます。
Aプラン(au)とSプラン(Softbank)の場合は返却不要なので自分で処分して構いません。
Dプラン(docomo)のみ、指定された宛先に自己負担で郵送して返却することが必要になります。
SIMカードの再利用はできません。
ポイント5.MNP転出を希望する場合は解約タイミングに注意
上述の通り、音声通信付きSIMプランからMNP転出を考えている場合は転出手数料金が必要となり、更に利用開始から12ヶ月以内の解約には高額の契約解除料が発生してしまいます。
MNP転出を希望する場合は、なるべく13ヶ月目以降の解約を行った方が良いでしょう。
なお、mineoの契約は月単位となっているため、解約手続きを行った月の末日までは料金がかかることにも注意しましょう。
ポイント6.解約後はmineoのメールアドレス(mineo.jp)は使えない
大手キャリアの場合は解約後も料金を支払うことで、そのキャリアのメールアドレスを継続して使用できる場合もありますが、mineoの場合は解約してしまうと「○○@mineo.jp」のメールアドレスは使用出来なくなります。
GmailやYahoo!メールなどのフリーのメールアドレスを準備しておくと便利です。
ポイント7.解約手続きは電話ではできない
mineoには「eoサポートダイヤル」という電話窓口がありますが、解約にこのサポートダイヤルを利用することはできません。
解約は公式ホームページから手続きを行ってください。
ポイント8.電話番号の一時休止はできない
三大キャリアには、海外出張や留学など、長期間利用しない場合に電話番号の利用を一時休止できる手続きがありますが、mineoには同様のサービスはありません。
例外として、盗難・紛失した場合は一時休止に対応しています。
mineoからの乗り換えにオススメの格安SIM
普通であれば、mineo解約後に別の格安SIMへの乗り換えを検討することと思います。
ここでは、mineoから乗り換えたいオススメの格安SIMを紹介します。
Y!mobile
「Y!mobile」はソフトバンクが展開する格安SIMブランドで、使用している回線も当然Softbank回線となります。
2020年1月現在の取り扱い機種はiPhone 7とiPhone 6s、iPhone SEとなっています。
基本料金には1回10分以内の通話のかけ放題も含まれており、特に電話を多く使用するユーザーにオススメの格安SIMとなります。
他社の格安SIMと比較した場合、縛りが多いことは否めませんが、回線の速度品質が高く、混雑時にも快適に使いたいという方にもオススメできます。
2019年10月1日から新料金プラン登場
2019年10月1日から、新料金プランがスタート、料金が最大12%もお得になります。
これまでY!mobile公式オンラインストアで端末を購入する場合、支払回数は一括か24回払いの選択でしたが、ここに36回払いも追加され、可能となりました。
最低利用期間がなくなり、解約金も不要となって、更に使いやすくなっています。
これまでの「スマホプラン」から「スマホベーシックプラン」へと変更となり、データ通信容量別に「S(3GB)」、「M(9GB)」、「R(13GB)」の3コースが設定されます。
旧プランである「スマホプラン」ですでにY!mobileを使用中のユーザーには、2019年9月12日からプランの乗り換えが受付け開始となっています。
基本料金が割引となる「おうち割光セット」と「家族割引サービス」
Y!mobileの基本料金プランから更に料金が割引となるのが「おうち割光セット」と「家族割引サービス」です。
「おうち割光セット」は、家庭用のインターネット固定回線を「Softbank光」もしくは「Softbank Air」にすることで適用される割引です。
すでに光回線を自宅に導入しているユーザーには特にオススメです。
光回線の工事が面倒なら、コンセントへの接続だけで使用できる「Softbank Air」がオススメです。
家族全員でY!mobileを使う、あるいは一人で複数台スマートフォンを使い分けたいというユーザーには、主回線とは別個に9回線まで契約でき、同グループで契約する回線は一律月額550円(税込)の割引となる「家族割引サービス」がオススメです。
BIGLOBEモバイル
「BIGLOBEモバイル」はビッグローブ株式会社が運営するMVNOで、通信量を気にすることなく映画・音楽サービスが使える「エンタメフリー・オプション」や通信量を分け合うことのできる「シェアSIM」といった独自のサービスで、特に若年層からの人気の高い格安SIMです。
初心者には心強いサポート面の充実もあり、利用者は急増する傾向にあります。
BIGLOBEモバイルの月額料金の支払いにも利用できる「Gポイント」を、本サイト限定で3,300円(税込)ゲットできる特典もあります。
動画配信がカウントフリーで閲覧できる「エンタメフリー・オプション」
BIGLOBEモバイルの売りのひとつが、「エンタメフリー・オプション」です。
このオプションは、YouTubeやAbemaTVといった動画配信サイトやGoogle Play Music、AppleMusicなどの音楽配信サイトがカウントフリーで利用できるオプションです。
カウントフリートは、指定された特定のサービスであれば、その利用にデータ容量がカウントされないというシステムで、動画・音楽配信をメインにスマートフォンを利用したいユーザーにとっては非常に便利なサービスになっています。
動画や音楽を楽しみながら通信料金は抑えたいというユーザーにとって、BIGLOBEモバイルは特にオススメの格安SIMと言えます。
通信容量をシェアできる「シェアSIM」
「シェアSIM」は通信容量を分け合う(シェアする)ことが可能になるというサービスです。
スマートフォンやタブレットなど、複数台の端末を使い分けたい人や家族でBIGLOBEモバイルを使う人にオススメのサービスです。
Docomoの回線を使うタイプDでも、au回線のタイプAのどちらにも利用でき、1契約につき発行可能なSIMは本契約を含めて5枚となります。
ただし、BIGLOBEモバイルのシェアSIMカードには音声・SMS・データの3種類がありますが、そのうちシェアSIMカードデータはタイプDのみの取り扱いとなります。
音声・SMSはタイプDとタイプAの両方で取り扱いがあります。
UQモバイル
KDDIグループのUQコミュニケーションズ株式会社が運営する「UQモバイル」はauのサブブランドに位置づけられる格安SIMとされ、そのおかげでauと同等の通信速度でのインターネット利用が可能です。
iPhoneの取り扱いもあって、一括19,800円(税込)と破格の値段となっています。
乗り換えに合わせてiPhoneを機種変更したり、新たに購入したいというユーザーには特にオススメです。
キャリアへの乗り換えを検討する
料金の安さが売りの格安SIMですが、料金よりも通信速度や安定性を求めるのであれば、格安SIMにこだわらず3大キャリアに乗り換えるというのも選択肢になります。
ドコモ
ドコモへの乗り換えは、限定キャンペーンや割引施策を積極的に行っているオンラインショップを使って申し込むと良いでしょう。
キャンペーン中なら割安で機種変更が可能となる上、ノベルティプレゼントをゲットしたり、ドコモの限定バージョンのAndroidスマホの購入ができる場合もあります。
「スマホおかえしプログラム」を利用することで、最新端末を最大12ヶ月分代金無料にすることも可能です。
料金プランは使用した分だけを払う「ギガライト」と30GBまで使い放題の「ギガホ」の2つとシンプルになっています。
au
ドコモとソフトバンクの料金プランがそれぞれ2種類であるのに対し、auは6種類の豊富な料金プランが用意されていることが最大の特徴です。
基本的なデータ容量別の料金プランがある他、最も特徴的なところとしては、映画やドラマが見放題となるNetflixプランや、無制限使い放題などの料金プランが揃っています。
すでにスマートフォンとは別にNetflixに加入している場合はauの料金とまとめが方がお得になる為、新たにauで加入するメリットもあります。
Androidスマホではau独占の機種もあります。
ソフトバンク
料金プランはドコモ同様、使用したぶんだけを支払う「ミニモンスター」と、50GBまで使える「ウルトラギガモンスター」の2つのプランが用意されています。
特に「ウルトラギガモンスター」は、格安SIMにはあまりない大容量が使用できる、大手キャリアならではと言える大容量プランです。
家族割引やネット回線とセットでのプランなどもあり、家族全員でまとめて契約するメリットもあります。
スマートフォン本体は、Google Pixelシリーズの独占販売を行っている他、iPhone・Android双方をバランスよく扱っており、乗り換えに合わせて新しいスマホに買い替えを考えているユーザーには魅力あるキャリアとも言えるでしょう。
解約に関して不明な点は「eoサポートダイヤル」に相談しよう
解約にあたって注意すべき点も多いので色々迷うこともあるかも知れませんが、そのような場合は「eoサポートダイヤル」に相談すると良いでしょう。
楽天モバイルなら、iPhone 13を安くお得に購入できます。
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」で購入すると、月々たったの2,058円。
最新のiPhoneが約半額で買えちゃいます!
さらに初めてのプラン申し込み&他社から乗り換え(MNP)なら最大30,000ポイント還元されます。
iPhone 13を安く買うなら今がチャンスです!