ワイモバイルは格安スマホ会社の中でも、大手キャリアのグループ会社であるということもあって、信頼度もサービスの質も高いところです。
そのため、初めて格安スマホ会社を利用するという人でも安心して申し込めます。
特にソフトバンクを今まで使っていた人は、より楽に乗り換えができますので、スマホ代金をお得にするためにもおすすめです。
まずは、どんな手順でソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えをするのかをチェックして、スムーズに手続きができるようにしましょう。
事前にチェックしておきたいこと
実際にソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え作業をするに当たっては、事前にチェックしておきたい項目がいくつかあります。
こうしたポイントを押さえておくと、全体的な手続きが楽になりますし、ミスなく乗り換えができます。
今のスマホをそのまま使うか機種変更するか
現在使っているスマホを乗り換え後もそのまま使うのか、乗り換えを機に機種変更するのかを考えましょう。
それによって、ソフトバンク、ワイモバイルの双方で行う手続きが変わってくるからです。
そのままスマホを使い続ける場合は、SIMロックの解除が必要になることもあり、ソフトバンクの契約を解除する前に手続きをしないといけません。
また、機種変更をしたいのであれば、ワイモバイルの契約をする時に同時に機種選びをすることになります。
もしくは、ワイモバイルで販売されていない端末が欲しいのであれば、一般ショップであらかじめ購入しておく必要があります。
利用する機種によってSIMカードの選択肢が変わってくることもありますので、前もって決めておいた方が安心です。
スマホのSIMロック解除が必要かどうか
今使っているスマホをそのまま使うことにする場合、SIMロックの解除が必要かどうかを確認しましょう。
ワイモバイルはソフトバンクの回線を使っていますが、スマホをそのまま使えないケースが多くなっています。
ワイモバイルのホームページを見るなどして、対応している機種をチェックしましょう。
もし必要なら、SIMロックの解除手続きを事前にソフトバンク側で行う必要があります。
機種購入費の残債がないかを確認
ソフトバンクでスマホを購入し分割払いを選んだ場合、支払いが済んでいるかどうかをチェックしましょう。
分割払いの代金は、毎月のスマホ代金と一緒に請求されています。
もし、代金の支払いが終わっておらず残債がある場合は、残りの分をまとめて支払わないと契約解除ができません。
分割払いは1年もしくは2年の期間に及びます。
スマホを購入してからあまり期間が経っていない場合、まとめて支払う分が大きくなってしまうことも考えられますので、事前のチェックが欠かせません。
違約金がかかるかどうかの確認
ソフトバンクは、2019年10月より最低利用期間、いわゆる縛りを廃止しています。
しかし、旧プランのままだと、更新のタイミングでない限りは最低利用期間内の解約という扱いになり、違約金が発生してしまいます。
違約金は1万円を超える金額となりますので、無駄な負担を負ってしまいます。
そのため、まずは最低利用期間が設定されている旧プランのままかどうかをチェックします。
その上で、契約を解除しても違約金が発生しないタイミングとなるかを見ます。
もし違約金が発生してしまうという場合は、後述しますが新プランに移行してから、ワイモバイルへの乗り換えをする必要が出てきます。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えをする手順
上記のようなポイントを事前にチェックしたら、実際に乗り換え手続きを進めていくことができます。
旧プランの場合は新プランへ移行する
2019年10月以前のソフトバンクの旧プランのままだと、利用期間によっては高額の違約金が発生してしまいます。
そこで、乗り換えをする前に、縛りのない新プランへ移行しておく必要があります。
この手続きは簡単で、ソフトバンクのマイページからプラン変更の設定をするだけです。
もしくは、ソフトバックの実店舗で手続きをしてもらうこともできます。
スマホのSIMロック解除をしておく
現在使っているスマホをそのままワイモバイルで使い、SIMロックがかかったままでは使えない場合、解除手続きをしないといけません。
これはソフトバンク側のホームぺージで行います。
「マイソフトバンク」の中の、「契約・オプション管理」メニューに入ります。
その中にある、「SIMロック解除手続き」を選びます。
そこでは、自分のスマホの製造番号を入力すると、すぐに解除キーが発行されます。
これで手続きは終わりで、手数料はかかりません。
たとえ解除したとしても、ソフトバンクのサービスは使えますので、前もって手続きをしても問題はありません。
また、ソフトバンクを止めてからでも、SIMロックを解除することが可能です。
しかし、ホームページからの手続きはできなくなり、ソフトバンクショップに行ってする必要があります。
MNP番号を取得する
同じ電話番号を使い続けるのであれば、MNPの手続きをすることになります。
そのためには、MNP番号を取得する必要があります。
ソフトバンクの実店舗で、スマホと本人確認書類を持参すればその場で発行してもらえます。
もしくは、専用のサポートセンターに電話することでも番号を発行してもらえます。
やり方はとても簡単で、電話口でスマホ番号や自分の氏名などの本人確認をして、MNP番号を発行してくださいと言えば、すぐに番号を出してくれます。
この番号は、ワイモバイルの申し込み手続きの際に必要となりますので、必ず控えておきましょう。
ちなみにMNP番号は13桁の番号です。
MNP番号は15日間有効
ここで発行されたMNP番号には有効期限があります。
15日間しか使えませんので、その間にワイモバイルで申し込み手続きをしないといけません。
もし15日間の有効期限が過ぎてしまうと、もう一度MNP番号をソフトバンク側で取り直す必要があります。
二度手間となりますので、申し込み手続きのタイミングに合わせてMNP番号を取るようにしましょう。
ワイモバイルのホームページで料金プランを選ぶ
ここまでできたら、いよいよワイモバイルで申し込みをします。
ホームページの申し込み画面に入る前に、料金プランの比較ができるようになっています。
自分の好みに合わせて、SプランやMプラン、もしくはRプランを選択します。
料金を確認して、もしかぞく割やひかり割が適用されるようであれば、事前にユーザー名などを使ってログインをしておくと便利です。
同時に、オプションサービスとしてどんなものがあるかも見ておきましょう。
補償制度などもありますので、事前に加入したいものを選んでおくと実際の申し込み手続きが楽になります。
また、ワイモバイルでは、契約から一定の期間は基本料金が割引になるキャンペーンを行っています。
最初の1年間でどのくらいの費用がかかるのかをシミュレーションしておくと良いでしょう。
料金プランの申し込みをスタート
どのプランとオプションにするかを決めたら、申し込み画面に入ります。
申し込みは新規申し込み、つまり新しい電話番号を発行してもらってサービスを始める申し込みがあります。
また、乗り換えでMNPを使っての申し込みも可能です。
同じ電話番号を続けたいのであれば、MNPという選択肢を選びましょう。
MNP番号の入力をする
MNPによる乗り換えを選択した場合、続いてソフトバンクで取得したMNP番号の入力が求められます。
13桁の番号とどこからの乗り換えかを入れると、自動的にMNP番号取得した際の情報が表示されます。
間違いがなければ、確認をして引き続き申し込みの手順に従っていきます。
新しいスマホ端末を選ぶ
乗り換えと同時に機種変更をするのであれば、申し込み手続きと同時に機種購入をします。
ワイモバイルではたくさんの機種を販売していますので、リストを見ながら欲しい機種を選びます。
モデルだけでなく、カラーやストレージ容量も同時にチェックして最終的に購入する機種をチョイスしましょう。
機種選びが済むと、支払い方法の選択となります。
クレジットカード決済などで一括払いをするか、分割払いをするかを選べます。
分割払いの場合は、1年もしくは2年の期間をかけて毎月のスマホ代金にプラスされる形で支払いをします。
支払い方法を選ぶ画面では、支払い総額や毎月の支払額が表示されますので、その額で予算と合っているかどうかを確認しましょう。
料金プランとオプションサービスを選ぶ
すでに検討していた料金プランとオプションサービスの加入を選択します。
それぞれのプランやオプションの脇には、備考としてサービス内容が表示されていますので、もう一度詳細を確認しましょう。
同時に、選択画面には毎月の支払い額が表示されますので、その額でいいかもチェックします。
ワイモバイルでは、契約の月から最初の6か月目までは割引が実施されます。
その割引後の月額と、その後の通常料金の額も表示されます。
後で通常料金になった時にびっくりしないように、ここできちんと確認し納得した上で申し込むようにしましょう。
申込者の情報を登録する
すでにひかり回線などのYahoo!関連サービスを使っているのでない限り、申し込み手続きの次の手順として、申込者の情報を入力することになります。
自分の住所氏名や生年月日、メールアドレスなどを入力します。
住所氏名を間違えると、スマホを受け取れなかったり申し込みをやり直ししないといけなくなったりしますので、入力後にしっかりとチェックして間違いのないようにしましょう。
支払い情報を入力する
毎月の支払いをどの手段で行うのかを決めて、入力します。
クレジットカードや振替などの手段がありますので、自分に都合の良い方法を選びます。
この申し込みページでは、同時にクレジットカード情報や口座情報を入れる必要がありますので、手元に参照できるよう置いておくと手続きがスムーズになります。
分割払いを選択した場合は、毎月の支払い額と共に、その内訳が表示されます。
スマホサービスの利用代金とは別に、スマホ端末の購入費用が出てきますので、その内容で正しいかどうかをチェックしましょう。
申し込み内容に間違いがなければ、確認をして申し込みをします。
最終的な申し込み内容の確認
プランや機種の選択、決済情報の入力をし終えたら、最終的な申し込み内容の確認を求められます。
スマホ端末のモデルだけでなく、カラーやストレージ容量のチェックもしましょう。
また、メールアドレスや月々の支払額を見て問題ないかどうかも確認しましょう。
すべての内容が合っているとなれば、申し込みボタンを押して完了します。
これで、すべての申し込み手続きが終わりとなりますので、後は新しいスマホとスターターキットが自宅に届くのを待つだけです。
受け取りと新規設定
ワイモバイルからの配送と、届いてからの設定をどうするのかをチェックしましょう。
この手順をすぐにすれば、最短時間で新しいスマホとワイモバイルのサービスが使えるようになります。
必ず自宅での受け取りができるようにする
ワイモバイルからのスマホとスターターキットの配送は、申し込みの際に登録した住所にしかなされません。
仕事場に転送してもらいたいと思っても、選択することができません。
しかも、配送ポストなどへの投函もできず、対面での手渡ししか受け付けていません。
これは、スマホやSIMカードが他の人に渡って、不正利用されるのを防ぐ目的があります。
そのため、必ず自宅で配送物を受け取れるようにしましょう。
ワイモバイルからの通知メールの中には、配送会社のホームページURLと荷物番号が記載されていますので、それを見ていつ頃届くのかをチェックしておくことができます。
もし受け取れないようであれば、配送会社に連絡して都合の良い時間帯にしてもらうと良いでしょう。
万が一受け取れない期間が長くなり、一定期間が過ぎるとワイモバイルへ返送されてしまいます。
そして、自動的にキャンセル扱いとなってしまいます。
こうなると再び契約や配送の手続きをするのが面倒ですので、確実に自宅で受け取れるようにしましょう。
スマホの設定をする
ワイモバイルから送られてくるスターターキットの中には、説明書などと一緒にSIMカードが同封されています。
使用するスマホにSIMカードを挿せば、電波を拾って通信できるようになります。
SIMカードの抜き挿しをする場合には、スマホの電源を落とすのを忘れないようにしましょう。
また、SIMカードのラックを開けるために、専用のピンが必要になることがあります。
スマホ自体に同封されているピンを使って開けるようにしましょう。
SIMカードを入れた後に、電源を入れればすぐに使えます。
電波の入りを確認して、画面の上部にワイモバイルのマークが付いていることをチェックしましょう。
必要に応じてAPNの設定をする
多くの機種は、SIMカードを交換するだけで自動的に通話とデータ通信ができるようになります。
しかし、一部の機種では、データ通信の設定を自分でしないとネットにつながらないこともあります。
これはAPNという設定です。
スターターキットの中に、このAPNの設定の仕方が書かれていますので、マニュアルを見ながら手順を追って実行しましょう。
特にワイモバイルのアドレスを間違えるとネットにつながらないので、文字列を間違えずに入力するよう気を付けることが肝心です。
アプリやデータの移行を行う
スマホが使えるようになったら、必要なアプリをインストールします。
その上で、古いスマホに入っていた写真や動画、連絡先などのデータを移行しましょう。
また、SNSなどのアプリのアカウントを引き継ぐ設定もします。
それぞれのアプリでアカウント引き継ぎの方法は異なりますが、SNSによる番号認証やQRコードによる認証が求められることがあります。
データ移行やアカウント引き継ぎ作業にはそれなりの時間がかかりますので、ゆっくりと行いましょう。
事前の準備をしっかりしてスムーズに申し込みをしよう!
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え申し込みは、手順を追っていけばさほど難しくありません。
ミスなくスムーズに手続きをするためには、事前のチェックと準備が肝心です。
ソフトバンク側で違約金が発生しないかどうか、今のスマホをそのまま使えるか、新しいプランを何にするかなどをチェックし、決めておくようにしましょう。
こうした準備をしておけば、実際のワイモバイルでの申し込みはとても簡単であっという間に終わります。
スムーズに手続きを済ませ、すぐに新しいスマホとサービスを使えるようにしましょう。
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