多くの人が情報発信の手段としてTwitterを使っています。
基本は文字だけの短文投稿を行うことが多いですが、写真や動画もアップすることができます。
いろいろな動画を投稿すると、より情報の幅が広がりますし、観た人からの反応も良くなります。
Twitterでの動画投稿は、普通の文字投稿ができれば簡単にできますのでチャレンジしてみましょう。
動画をアップする方法と、動画投稿に当たっての注意点をチェックしてみましょう。
目次
Twitterにはどんな動画を上げられるか
一口に動画と言っても、いろいろな種類があります。
ファイル形式や容量の大きさ、画像自体のサイズなどの違いがあるからです。
Twitterでは、アップできる動画にはいくつかの条件が設けられています。
その条件に満たないと、投稿自体を受け付けてくれませんので、あらかじめチェックしておきましょう。
動画のファイル形式を確認
動画にはいろいろなファイル形式があります。
そのうち、Twitterで投稿できるのは、MP4とMOVというファイル形式です。
Twitterはスマホで使えるアプリ版と、パソコンやタブレットで使うことが多いブラウザ版があります。
アプリの場合はMP4とMOVのどちらのファイル形式でも構いませんが、ブラウザ版の場合は基本的にMP4のみとなります。
ただし、iPhoneなどで撮影したMOV動画をそのままパソコンに移動して、それをアップするのであれば対応できることもあります。
動画のデータ容量の制限
あらかじめ録画した動画をアップする場合、ファイルのデータ容量には制限があります。
その最大容量は512MBとなっています。
これはブラウザ版もアプリ版も一緒です。
あまり大きな容量の動画をたくさん上げると、運営元の負担が大きくなってしまいますし、ユーザーとしてもファイルの送受信に時間がかかるため、こうした制限が設けられています。
特に長い時間の動画などは、容量をオーバーしてしまって投稿できないこともありますので、事前にデータ容量を確認しておいた方が良いでしょう。
もし容量をオーバーしてしまうのであれば、画質を下げるか動画自体をカットして短くすることで受け付けられます。
解像度などはアプリ版では気にする必要なし
Twitterで受け入れられる動画の条件には、解像度もあります。
32×32という解像度が基本となっていて、それより大きなものは受け付けないか、自動的に縮小されます。
また、縦横比やフレームレート、ビットレートなどの条件もあります。
しかし、こうした条件についてはアプリ版では、それほど気にする必要がありません。
というのも、スマホで直接撮影した動画であれば、そのまま受け付けられるようになっているからです。
一方でデジカメなどで撮影した動画を、ブラウザ版でアップロードする場合には、解像度などを変更する必要が出てくることもあります。
パソコンを使ってのアップでは、事前に動画条件を確認しておくか、Twitter用に自動編集してくれるアプリを使うと良いでしょう。
Twitterに動画をアップする方法
投稿できる動画の条件を理解できたら、実際にどのように動画をアップできるかを見てみましょう。
操作方法はとてもシンプルですので、初めての人でもやり方を見ればすぐにできるはずです。
スマホから動画を投稿する場合
スマホで撮影した動画、もしくは保存してある動画を投稿する場合は、かなり簡単にアップできます。
Twitter画面のツイートボタンをタップ
Twitterアプリを開き、その画面の右下にあるツイートボタンを押します。
デザインとしては羽根と「+」マークがあるボタンです。
文字だけの投稿をする時もこのボタンを押すことがありますので、すぐに見つけられるはずです。
ライブラリを選択する
ツイートボタンをタップすると、投稿したい内容が出てきます。
GIFや位置情報などの選択肢がある中で、ライブラリマークがあります。
これは山の絵柄が描かれているアイコンで、スマホ内に保管されている写真や動画を観ることができます。
投稿したい動画を選択する
ライブラリに入ると、保存されている動画と写真がリストで表示されます。
その中から、投稿したいと思っている動画を選んでタップします。
ここでの注意点としては、ライブラリには写真も動画も両方表示されますので、同じような見た目の写真と動画を混同しないようにしましょう。
動画の場合は、サムネイルの下の方に「1:10」のように時間表示があります。
この時間は動画の長さを表していて、写真と区別するのに役立ちます。
動画の編集を行う
動画を選択すると、その動画が大きく表示され下の方に編集用のバーが出てきます。
Twitterで投稿できる動画の長さは140秒となっていますので、それ以上の長さがある場合だと動画をカットして短くしないといけません。
また、140秒以内に収まっている動画であっても、すべてを投稿するのではなく、特定の部分だけを上げたいという時もカットすることができます。
動画の下部分に表示されているバーでカットができますので、いろいろ試してみましょう。
ちなみに、長い動画の場合だと、見せたい部分に行くまでに無駄な時間が長くかかると、そこに行くまでに観るのを止めてしまう人が多くなります。
本当に見せたい部分だけをカットして無駄をなくす方が反応が良くなります。
編集が終了したら、画面の右上に出てくる「完了」というボタンをタップします。
編集をする必要がなく、そのままアップするのであれば、最初から「完了」ボタンをタップすれば終了です。
文字を入力してコメントを入れる
動画と一緒にコメントを追加したいのであれば、文字入力を行います。
画面下の部分に通常と同じく、文字入力をする欄がありますので、そこにコメントを入れておきます。
動画を投稿する場合も、通常と同じく140文字までアップすることができます。
もし、動画だけをアップしてコメントはいらないというのであれば、この作業は省略することができます。
ツイートボタンを押して投稿完了
動画もコメントも作ることができたら、最終確認をしてツイートボタンをタップします。
これで投稿が完了しますので、ホーム画面で投稿したものが反映されているかを確認します。
ブラウザ版で動画をアップする方法
パソコンで動画を投稿する場合は、アプリ版とは多少やり方が異なります。
この方法もチェックして、スムーズに投稿しましょう。
Twitter画面の右上にライブラリアイコンがある
使っているパソコンのバージョンによっても異なりますが、たいていの場合は、Twitter画面を開くと、画面右上に投稿できる内容のアイコンが表示されています。
GIFや位置情報と一緒に、ライブラリボタンを見つけられるはずです。
ライブラリから動画を選択する
ライブラリボタンをクリックすると、エクスプローラーが開きます。
動画が保存されているフォルダを見つけて、そこから動画を選びます。
基本的にプレビューはなく、そのままTwitter画面に表示されることになります。
文字投稿をしたい場合はコメントを入れる
動画と同時にコメントを付けたい場合は、画面中央にある文字投稿欄に文字入力をします。
やはり140文字までの投稿ができますので、普通通り入力していきます。
もし動画のみの投稿をしたいのであれば、この作業を省略できます。
ツイートボタンをクリックして投稿完了
動画とコメントが正しいことを確認したら、右側にあるツイートボタンをクリックします。
これで投稿完了です。
すぐにTwitterのホーム画面に、投稿した内容が表示されますので確認しましょう。
Twitterで動画を投稿する時に覚えておきたいこと
動画を投稿するのは簡単ですが、いくつか覚えておきたいことがあります。
正しく作業をしているつもりでも、アップできないこともありますので、注意点を事前に覚えておくと問題が生じません。
動画投稿にかかる時間
写真に比べると動画はファイル容量が大きいので、投稿が完了するまで時間がかかります。
データ通信の環境によっても変わりますが、15秒から30秒くらいの短時間であれば、動画の秒数と同じくらいの時間です。
30秒動画であれば、終了まで30秒かかるといった具合です。
一方で60秒動画であれば50秒ちょっと、140秒動画であれば90秒程度です。
完了するまではアプリを消さず待機していましょう。
投稿作業をしてもアップされないこともある
投稿作業が完了しても、アップされないこともあります。
その原因はいくつかありますが、多いのは前述した動画条件をクリアしていないということです。
ファイル容量や解像度が合っておらず、拒否されてしまうのです。
また、一度投稿されたものの、不適切な動画の場合は、運営元の判断で削除されてしまうこともあります。
内容が適切かどうかは事前にきちんと確認して投稿しましょう。
他人の権利を侵害する動画は投稿しない
映画などの作品をアップすることは著作権を侵害することになります。
また、他人を隠し撮りしたものや、住所氏名などが分かる形で動画をアップすることも権利を侵害しています。
動画削除だけでなく、刑事事件に発展することもありますので最も大事な注意点として覚えておきましょう。
炎上動画を避ける
もう一つの注意点としては、悪ふざけをした動画には気を付けるということです。
単なるジョークのつもりでも、社会的、道徳的に許されないもので炎上してしまうことがあります。
人や企業などを傷つけることになりますし、炎上してしまうとアカウント閉鎖などの目に遭うことも珍しくありません。
マナーを守って楽しくTwitterを!
Twitterはコメントだけでなく、動画をアップするのも簡単です。
気軽に情報発信ができるツールとして、楽しく使いたいものです。
そのためにも、他の人を傷つけるような動画は上げず、マナーを守って楽しく利用しましょう!
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