
スマートフォンの中では不動の人気を誇るiPhoneの現在の最新機種は「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3種類です。
その直前に出ているモデルである「iPhone X」とも比較して、それぞれのモデルにはどういった違いがあるのでしょうか。
デザインやスペック、価格等の違いを解説後、何を重視しているかによって変わるおすすめのモデルと、最新のiPhoneを安く使う方法もお伝えします。
目次
最新iPhone徹底比較!
「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の4モデルについて、その違いを比較しながら解説します。
価格と容量
まず本体価格はモデルと容量によって異なります。
「iPhone X」「iPhone XS」の本体価格は共通しており、64GBが11万2,800円、256GBが12万9,800円です。
「iPhone XS」のみに用意されている512GBは15万2,800円で、「iPhone X」には512GBのモデルはありません。
「iPhone XS Max」は64GBが12万4,800円、256GBが14万1,800円、512GBが16万4,800円となっています。
「iPhone XR」が最新iPhoneの中では低価格で、64GBが8万4,800円、128GBで9万800円、256GBで10万1,800円です。
価格はいずれも税抜きです。
大きさ
4モデルはディスプレイが大きい順に「iPhone XS Max」「iPhone XR」「iPhone XS」「iPhone X」で、「iPhone XS」と「iPhone X」の大きさは同じです。
「iPhone 8」以前にあったホームボタンがなくなりベゼルのないデザインになったことで、ディスプレイのサイズはどのモデルも旧モデルより広く感じられるようになっています。
重量も重い順に「iPhone XS Max」「iPhone XR」「iPhone XS」「iPhone X」ですが、「iPhone XS」は「iPhone X」よりも3g軽量化されています。
厚みは「iPhone XR」の方が「iPhone XS」「iPhone XS Max」より0.6mm厚く、持ちやすくなっています。
カメラ性能
「iPhone XR」はカメラユニットが1つのシングルカメラですが、他のモデルはデュアルカメラといって、カメラユニットが2つ搭載されています。
被写界深度をコントロールできる機能がついているので、一眼レフのように被写体をくっきりと浮かび上がらせて背景をボケさせることが可能です。
ディスプレイ
「iPhone XR」は従来のモデルと同じ液晶ですが、「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone XS Max」は有機ELディスプレイを採用しています。
有機ELはバックライトを使用せず、自発光する仕組みなのでバッテリーの消費量が抑えられる他、バックライトの光が漏れることがないので黒を美しく表現でき、コントラストがはっきりしているのが特徴です。
チップ
iPhoneのスペックを左右するのが、搭載されているチップです。
「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」にはA12 Bionicチップ、「iPhone X」にはA11 Bionicチップが搭載されています。
A11も優れた処理能力で話題になりましたが、A12はそれをさらにパワーアップしたチップとなっており、動作速度は最大で9倍です。
カメラやARの映像処理にその能力を発揮するでしょう。
しかしA11チップもスマホの中ではかなりの処理能力があるので、「iPhone 8」以前のモデルから機種変更する人には十分進化した処理能力を実感できます。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは「iPhone XR」が一番豊富で、ホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、PRODUCT(RED)の6色展開です。
「iPhone XS」「iPhone XS Max」がスペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色、「iPhone X」はスペースグレイ、シルバーの2色展開となっています。
自分に向いているのはどのモデル?
それぞれのiPhoneについて違いを説明しましたが、結局どれが一番向いているのでしょうか。
重視していること別におすすめモデルを紹介します。
とにかく安く使いたい人
本体価格が一番安い「iPhone XR」がおすすめです。
「iPhone XR」であれば256GBでも、「iPhone XS」の64GBモデルより安く購入できます。
あるいは、現状Appleのホームページからは姿を消した「iPhone X」は、発表時の価格こそ「iPhone XS」と同じですが、キャリアによってはまだ在庫があり、旧機種ということで安く販売しているところもあります。
有機ELディスプレイやデュアルカメラ等、「iPhone XR」にはない機能を求めていて、安く購入したいということであれば「iPhone X」もおすすめです。
写真にこだわりたい人
写真を頻繁に撮ったり、旅行先等でデジタルカメラのように使いたいと考えている人には「iPhone XS」「iPhone XS Max」がおすすめです。
ポートレートモードが、ベータ版だった「iPhone X」から進化しており、写真に詳細な編集を加えたい人にも向いています。
容量にこだわりがある人
大きな容量のものが欲しいという人には「iPhone XS」「iPhone XS Max」がいいでしょう。
あまりオンラインストレージを活用しない人やバックアップを頻繁に取らない人には512GBが安心して使用できます。
512GBであれば映画などの大容量のファイルも余裕を持って保持できるため、動画サービス等でオフライン視聴を活用している人は大容量のものが使いやすいでしょう。
反対に、64GBでは少なすぎるけれど256GBでは多すぎると思っている人は128GB容量がある「iPhone XR」がおすすめです。
3Dゲームをよくする人
処理能力が高いチップを搭載していて有機ELディスプレイの高画質の恩恵も受けられる「iPhone XS」「iPhone XS Max」がおすすめです。
大容量のモデルを購入すれば、ゲームをたくさん入れていても容量の心配をせずに済みますよ。
おしゃれなiPhoneが欲しい人
カラーバリエーションで選ぶなら、「iPhone XR」は明るいカラーリングが豊富なモデルです。
市販されているケースは、サイズが同じで共用できる「iPhone X」「iPhone XS」兼用のものが多いですが、オリジナルスマホケースを作れるサービスが豊富にあるので、「iPhone XR」用には自分でケースを作ってみるのもおすすめです。
最新iPhoneを安く使う裏技
「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」はいずれもSIMロックの解除機能が搭載されているため、大手キャリアと契約していた端末を他のキャリアで使うことができます。
SIMロックの解除手続きには手数料がかかりますが、格安SIMを挿すことで月々の利用料金を安く抑えることができます。
BIGLOBEモバイルを利用する
BIGLOBEモバイルを利用すると月々の通信費を安く抑えることができます。
今iPhoneを持っている人もSIM替えによって利用できるようになりますし、端末から欲しいという人は端末とのセットもあります。
月々に利用したい通信容量によって料金は異なるので、いつも少ない通信容量で大丈夫という人や、Wi-Fiのある環境でしか使用しないという人には、iPhoneがお得に使える手段です。
格安SIMと端末には相性があります。
SIMにはsoftbank系・docomo系・au系があり、例えばauのSIMロックがかかっている端末にdocomo系のSIMを利用しようとしても使えません。
SIMフリーのiPhoneならどこのSIMでも使うことができます。
中古端末を買うときの注意点
もともと端末を持っていない人は、中古販売されている端末を購入して格安SIMを挿して利用する方法もあります。
端末代金も低く抑えられるのが魅力ですが、中古iPhoneを買う時には注意点があります。
SIMロック解除ができているか確認する
第一に、キャリアのSIMロック解除は各キャリアの契約者しかできません。
解除されていない端末を入手しても、契約者でない以上その端末のSIMロックを解除することはできないのです。
中古販売店でこのような端末が売られていることはまずありませんが、個人売買となるオークションサイトやフリマアプリ等では注意が必要です。
SIMカードが抜かれている状態のiPhoneを購入しましょう。
SIMカードがない状態のことを「白ロム」と呼ぶので、商品説明にそのようなワードが入っている商品が安心です。
アクティベーションロックの有無
第二に、アクティベーションロックが解除されているかも確認しなくてはなりません。
初期化されていてもこれがオンになっていると使うことができません。
アクティベーションロックは、iPhoneだと「iPhoneを探す」をオンにすることで自動的にオンになってしまいます。
アクティベーションロックをオンにしているという認識のない出品者もいるので、必ず確認しておきましょう。
もしアクティベーションロックがかかった端末が届いたら、以前の所有者に、その人のApple IDから、入手したiPhoneを消してもらうことで解決します。
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